フェードアウト時の謎ピカが謎に解消された話
ニキシー管時計を作っていた時のことです。
僕は時刻合わせを作る過程で、「しばらく操作がなかったらフェードイン・フェードアウトを繰り返したら綺麗だろうな」と思って実装しようとしました。
しかし順調にことが進むと思いきや座礁が!!
謎ピカの様子をご覧ください。。。
(これは本題と関係ないですが、ニキシー管ってスマホ(上の画像はiPhone11)で撮影するとちらつきますよね…。動画でもだいぶちらついてしまい、わざわざiPodTouchを引っ張り出して撮影しています。綺麗に撮るコツでもあるのでしょうか…?)
徐々にフェードアウトしてほしいのに最後のあがきと言わんばかりに輝くニキシー管。
写真で見るとそうでもないですが、生で見るとこれが結構目につきます。
今回の時刻合わせの待機モードのフローは、全管が点灯している状態から、真ん中のニキシー管だけ
フェードイン(徐々に明るく)
↓
通常点灯
↓
フェードアウト(徐々に暗く)
↓
消灯
という具合でやっていました。他の桁は通常点灯しています。
正味三時間ほどうんうん悩んでも一向に原因がわかりません。
フォトカプラがダメなのでは?
TLP627→LTV-851に変えてみる→変化なし
ニキシー管に電荷が溜まっているのかも!(オイオイ...)
フォトカプラのエミッタに1MΩの接地抵抗を入れてみる→ゴーストがちょっと解消 (これは嬉しい副作用) でも謎ピカは変化なし
プログラムに原因があるのでは?
色々フェードアウトのプログラムをいじってみる→変化なし
もう半ば諦めていて
プログラムを見直してみたところ、「点灯している状態からなのに、なんでフェードインから始めてんだ?フェードアウトからだろ!」って思って、プログラムの順番を変えてみました。
フェードアウト(徐々に暗く)
↓
消灯
↓
フェードイン(徐々に明るく)
↓
通常点灯
こういうのでいいんだよ、っていう具合で全く謎ピカを解決する気もなく変えてみたところ、すっきり謎ピカが消えてしまいました。
あれはなんだったんだろう…
これは誰のための記事なんだろう…
そんな感じです。